評判の悪いドッグフードには、定番があり理由もはっきりしていますが、
なかには、誤解で悪い評判のフードもあります。
1.評判の悪い3つの定番ドッグフード
①ロイヤルカナン
ロイヤルカナンが評判悪いというのは、合成酸化防止剤のBHAを使用しているためです。
メーカーは、微量なので大丈夫とのコメントを出していますが、
BHAは発ガン性の疑いのあるものなので、フードを変えようと考えている人が多いんでしょう。
また、
それだけ、ロイヤルカナンがたくさん売れている証拠でもあるんです。
もし、酸化防止剤で気に入らなければ、
自然由来ローズマリー抽出物などの酸化防止剤を使用しているフードが良いでしょう。
でも、
こっちの酸化防止剤は、BHAに比べると弱いので、
②カナガン
このドッグフードの評判が悪い理由は、販売方法にあるようです。
小袋サンプルの配布とうたって広告を流し、集客できたら、
小袋ではなく2kgくらいの袋のフードを、タダ同然で送りつける。
販売戦略の一つだとは判っていても、
飼い主さんは、会社の素性に不安を感じてしまうところからの悪評ようです。
③サイエンスダイエット
評判の悪い口コミが、一番多いフードがこれです。
フードの材料として成分的には、別に悪くないです。
ただ、
フードのニオイがいまいちで、油っぽいと言う口コミが多いのは確か。
値段的に、1kg当たり500円を切る値ごろ感で、たくさん売れている。
並行輸入品も、市場に出回っているわりに、
酸化防止剤が、自然由来のものに変わっている。
当然に、酸化防止力が弱いので、酸化やカビなどの発生の問題も。
もし、
サイエンスダイエットを与えるなら、
※番外編『ビタワン』
どこのホームセンターにもあって、1kg当たり500円を切る値段で、
入手性から言うと文句なし。
静岡工場生産を前面に出しているのも、売れる理由でしょう。
でも、ネットでは評判悪いんですね。
2.悪い評判のフードになる2つ誤解
評判の良くないドッグフードなのに、本当は誤解だというケースもあります。
①うんちの量に関する評判の誤解
うんちの量は少なく、ほとんど糞が匂わないフードが良いフードだと誤解しています。
同じ量のフードを与えても、
メーカーによってうんちの量は違うものです。
例えば、
原材料が良いアカナとオリジンは、
うんちの量は割と多く、軟便になりやすい。
ニオイは普通。
でも、
ナチュラルチョイスは、うんちがコロコロです。
ニオイは、割と少ない。
一方、
アイムスは、うんちの量が大量です。
ニオイは、臭い。
②安いフードの方が嗜好性性をあげてあるための誤解
安いフードは、食いつきが良い様に、嗜好性性をあげてあるためです。
高いフードの方が、最初は食いつきが悪かったりします。
だから、
食いつきが悪いからと言って、ダメなフードだという
3.もし評判の悪いフードから切り替えるなら・・・
今、愛犬に食べさせているドッグフードが、評判の悪いフードなので、
フードを切り替えること自体には、何の問題もありません。
でも、
新しいフードが、愛犬にあっているかも注意してください。
ペットショップでもらうサンプルは50gくらいです。
それだけでは、愛犬との相性はわかりません。
最初は、小さなサイズを買うほうが無難です。
1週間くらいかけて、
安全なドッグフードってヒューマングレードじゃなきゃだめという訳ではありませんが、 評判の悪いドッグフードには理由があります。 もちろん、安いドッグフードでも長生きする犬もいます。 ペットショップがおす ... 続きを見る
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