愛犬に、安全なお水をたくさん飲ませるには、
ステンレス製のウォーターボウルを使い、季節を問わず、
なるべくこまめに洗って水を交換する方法がベストです。
1.犬が腎臓病になるのは水飲まないから?
ケージにつけてる給水器を使うと、犬が必要な量の水を飲めないので、だめです。
犬は、舌の下側を使いながら、水をすくって飲みます。
給水器から飲むと、舌の上に直接水が触れるので、
飲んだ量の感覚がわかりません。
その結果、飲む水の量が足りなくなって、
出る尿が少なくなり腎臓に負担がかかることになります。
2.アマゾンで売ってる『ヘルスウォーターボウル』は犬の腎臓病予防になる?
『ヘルスウォーターボウル』という陶器製のボウルの効果には、個体差があります。
犬や猫のウォーターボウルとして、
「ヘルスウォーターボウル」という食器が市販されてます。
説明書にも記載があるように、
以前とは比べ物にならないくらい、驚くほど水分摂取が増えた犬もいれば、
まったく効果なく、オヤツやトッピング用のボウルとして使っている犬もいます。
どうやら、効果には個体差があるようです。
もちろん、
効果を感じていれば、継続して使ってもいいのですが、
そこには、次の落とし穴があるので、注意して使用してください。
3.犬が腎臓病にならないために食事にはどんなウォーターボウルを使えばいいのですか?
ステンレス製のウォーターボウルを使うのが、正解です。
2018年8月27~31日に、クロアチアのドブロニクで開催された動物科学に関する学会、
EAAP2018『69th Annual Meeting of the European Federation of Animal Science』
この中で、イギリスのハートピュリー大学が発表した
「犬用ウォーターボウルにおける健康に有害な細菌増殖に関する研究」。
ステンレス製、セラミック製、プラスチック製の3つのボウルで、
細菌の繁殖を比較しています。
出典;Hartpury University news「LIFE-THREATENING BACTERIA THRIVES IN PETS’ WATER BOWLS, HARTPURY EXPERTS DISCOVER 12TH SEPTEMBER 2018」
犬のウォーターボウルには、
犬や人の健康を脅かす細菌が発生する懸念あることは、ご存知と思います。
最も多かったのがプラスチック製のボウルでした。
大腸菌やサルモネラ菌、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)といった有害な細菌は、
セラミック製のボウルで最も多くみられたそうです。
しかし、
ステンレス製のボウルだからといって、洗浄しないままでいれば、
細菌はいとも簡単に増殖していきます。
安全な水を、犬に飲ませるには、

ドッグフードだけが原因ではありませんが、食物アレルギーや涙焼け、 腎臓病とドッグフードの関係は無縁ではありません。 犬の健康には、ハンガーストライキや早食いにも注意する必要もあります。 さらに、チワワ ... 続きを見る
【関連記事】
▼目的別ドッグフードまとめはこちら
目的別ドッグフードまとめ