犬の躾(しつけ)

リーダーウォークはお散歩の楽しさと愛犬を危険から守ってくれる躾(しつけ)の基本です

こんにちは、シンジローです。

犬の躾(しつけ)は1歳頃から始まり、終生続くもの。

良いドッグフードを食べさせても、躾ができていなければ、残念です。

シンジロー
シンジロー
愛犬を危険から守るためにも、リーダーウォークに代表される躾は、とても大切です。

犬のリーダーウォークとは?

散歩中こっちを見ている犬

躾のうち散歩に関するもので、飼い主をリーダーに位置づけるための大事な訓練です。

犬は、経験によって、躾を学習していきます。

しかし、覚えてもすぐに忘れてしまう。

だから、今までできていたことが、できなくなるのもよくあること。

シンジロー
シンジロー
特に、リーダーウォーク(脚側歩行)はとても大切な躾です。

犬が、自分をリーダーと誤解するのを正す躾です。

例えば、散歩中に、犬が飼い主の前を歩くと、犬に降り注ぐ危険を自分で解決しようとします。

その結果、他の犬に吠えるのです。

もちろん、ワンちゃんが急に走り出したり、方向転換したりの不意なアクションも。

怪我や事故などの危険から守る為、飼い主の左に犬をつかせます。

飼い主の歩くスピードに同調するよう、真横若しくは後ろを歩くように躾けをする必要があります。

特に、歩道や住宅街などを歩く時。

リーダーウォークといえば厳しく難しく聞こえます。

シンジロー
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しかし、実際には犬と人間の関係を正しく、飼い主さんがリーダーで、犬が従属的関係にする躾です。

リーダーウォークとは犬と飼い主さんとの歩行トレーニングです。

出典:リーダーウォーク/千葉県 動物愛護センター

 

犬の散歩で大切なリーダーウォークの5つの心得

ご主人とぴったり歩く犬

いきなり、リーダーウォークの訓練を始めても、うまくいかない。

始める前に、まず、犬に尊敬されるような立派な飼い主(リーダー)になっていること。

リーダーウォークは文字通り、リーダーに従って歩くという事。

和製英語ですが、「指導者の歩き」を飼い主さんも学ぶ練習です。

シンジロー
シンジロー
飼い主が犬に付いて歩くのではなく、歩く速さや行き先を決めるのは飼い主だと教えます。

 

心得その1 普段から犬のリーダーであること

リーダーウォークで落ち着いて歩く犬

ワンちゃんとの生活上、最も大切な事項です。

しっかりとした主従関係を構築します。

飼い主の指示も効果が大きく、飼い主の指示に従うことが「嬉しい」となるでしょう。

犬を甘やかし、ワガママを聞くだけでは、犬が勝手にテリトリーを作り、唸ったり吠えまくったり噛み付いたり。

柴犬は噛み付くという話をよく聞きます。

シンジロー
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これは、攻撃性が強い柴犬に対し、主従関係が逆転しているケースです。

 

心得その2 犬のしつけはアイコンタクトができてからリーダーウォークの訓練を始める

アイコンタクトは、犬と目を合わせるためのトレーニングです。、

シンジロー
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犬の名前を呼んで、犬があなたと目があったら褒めてあげるというやり方でできます。

 

心得その3 リーダーウォークはリードワークを研究すべし

リードワークによって、何歳であっても躾をする際に非常に役立ちます。

 

心得その4 しつけより前に犬との信頼関係をしっかり構築すべし

すべての躾の基本、根本は「信頼関係」です。

信頼関係なくして躾はできません。

シンジロー
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出来る限り多くのコミュニケーションとスキンシップで、信頼関係を作ってください。

 

心得その5 リーダーウォークは犬が飼い主に注意して散歩する訓練

リーダーウォークは、犬に服従させるだけの訓練ではありません。

散歩で必要だと考えられているのは安全性です。

警察犬のようにビシっ!とついて歩かなくても良いのです。

リードがたるんだ状態でも、飼い主とアイコンタクトを取り、飼い主の側を歩けるようにする為の訓練です。

 
犬をオヤツで従わせても、本当の意味で犬が従ったとは言えません。

シンジロー
シンジロー
だから、初めてのリーダーウォークは、本当の意味での飼い主になる訓練でもあります。

 

【How to】リーダーウォークのやり方

僕だってお散歩できる

①子犬のリーダーウォークの練習|最初の一歩は家の中で

どんな犬も、いきなりリーダーウォークはできません。

まして、1歳くらいであれば、まだ子犬。

まずは、外ではなく、家の中の慣れたところで行うことをおすすめします。

人間にとっては何てことないお外ですが、わんちゃんにとっては刺激がいっぱい。

シンジロー
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最初は、10歩歩けたら、おやつをあげて、大袈裟に褒めるという感じで。

家の中なので、周りの目も気にならない。

リーダーウォークは、最初はリードを短く持って、犬は壁際で、壁に沿って歩かせます。

偶然、飼い主の左にいるだけでも、褒めてあげるのもいい。

シンジロー
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家の中で1日に5回はするようにして下さい。

 

②子犬が家の中でリーダーウォークできるようになったら

次は、人気のない公園や人通りの少ない時に自宅の前で。

少しずつレベルアップしていきます。

犬が先に行ってしまったら、無言で立ち止まる(又は逆進)。

戻ってきたらまた歩く。

アイコンタクトを入れた方が良いでしょう。

ちょっとでも前に行こうとしたら。一寸でも先を歩かせてはだめです。

これを何度も繰り返します

1回10~30分程度で、犬はそれ以上は集中できません。

ここまで上手くできたら、歩道のある広めの道路で練習です。

信号では必ず「マテ、スワレ」、青になったら「ススメ」と言って進みます。

シンジロー
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これで常に飼い主を気にしながら歩くようになります。

 

③本格的なリーダーウォークへ5つのStep

ここからは、愛犬とコミュニケーションがとれているかによります。

躾けには、本当に根気よく長い時間が掛かります。

焦らないで。

ポイントは、自分の前を歩かせないこと。

 

Step1 リードは短く持って歩く

歩き出すときと、停止するときは、必ず掛け声を決めてかける(ゴー、トマレのように命令)。

 

Step2 犬の目を見ずに、前をしっかり向いてやや早足で歩く

犬の世界では、目を見て機嫌を伺うのは下位の犬です。

この時、飼い主が犬の目を見てはいけません。

シンジロー
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リーダーウォークができるようになると、犬のほうがチラチラ目配せして、飼い主の歩調に合わせます。

 

Step3 犬が前に行くか違う方向に行ったときは飼い主がピタッと止まる

まず、リードは適度な途中の位置で持ち、リードの長さ全部を使わないこと。

こうすると、犬が先へ行ったらリードがピンと張ります。

あなたは黙って立ち止まります。

犬は、リードに引っ張られて止まります。

あなたは木のように止まったまま

犬は、首が引っ張られたままなので、リードが緩む位置へ戻ってくる。

そこで「いいコ、いいコ」と褒めて、また歩き始めてください。

戻らない時は、急に向きを変えます。

シンジロー
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このときは、無言で行うのがいいです。

根気よくこれを繰り返します。

 

Step4 散歩中は犬を左側につけて歩く

これが、最大の目的です。

散歩では、遊ばせる時以外は、この横付け歩行が基本。

「ツケ」「ヒール」「ツイテ」などが、左横に着いて歩くコマンドで。

シンジロー
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当然、最初はピタッと着きません。

ここで、トリーツやオヤツを使わないという人もいます。

この時までに、すでに愛犬とコミュニケーションがとれているはず。

コマンドを言うだけで理解できなくても、愛犬は自分に注目してくれます。

そうでないなら、まずはコミュニケーションから。

歩きながらツケと命令し、飼い主の左もものあたりからオヤツを与えます。

もしくは、オヤツを左手で持ち、胸の辺りに持って見せるます。

シンジロー
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自然に上を向く姿勢になるので、やりやすくなると思います。

最初はオヤツに飛びつくかと思いますが、それはダメ!ときつく叱る。

そして、「ヒール」などのコマンドと同時に大きく1歩出し、止まります。

止まったら、「スワレ」で座らせます。

シンジロー
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1mでも左横を歩けたら、オヤツをあげ、同時にめちゃくちゃ大袈裟に褒めてください。

徐々に歩ける距離を伸ばしていきます。

そのうち、オヤツ無しでも、「ヒール」=左横について行くと理解します。

なぜ左側を歩かせるかというと、狼の序列を犬が本能的にわかっているから。

上位の左後方を、下位の犬が歩くというルールがあるのです。

シンジロー
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ボスが、誰かはっきりさせるために、あえて左側を歩かせます。

 

Step5 しばらく歩いたら飼い主の決めたルートへ方向転換

今度は、「ミギ」「ヒダリ」と号令をかけながら方向転換をします。

飼い主がリードで誘導しますが、犬は理解できないので困惑します。

だから、最初は、左手を犬の首に添えながら、方向転換させる。

シンジロー
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もちろん、出来たら、オヤツを与え、撫でて褒めます。

これも、何回も繰り返しましょう。

上記Stepを毎日の散歩で根気良く行うと、数ヶ月でできるようになります。

 

④犬がリーダーウォークをできたらいちいち褒めてあげる

黒ラブとお散歩

まず、犬が飼い主の歩調に合わせていたら褒めましょう。

とにかくいちいち褒める

シンジロー
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褒めないと、犬には何が良いのかわかりません。

ダメな時はその行為を中断する。無視です。

そして、口癖のように号令を出し、犬に主人にアイコンタクトさせ、言葉が意味する行為を理解させる。

 

リーダーウォークを嫌がる犬は引っ張り続ける

うれしそうにアイコンタクトする犬

引っ張ったら、犬が苦しいくらい思いっきりリードを引いてダメ!と叱ってください。

犬の引きが強くなったら、リードを一瞬強く引いて刺激を与え、「トマレ」と言って止める。

引っ張るのをやめれば、犬を撫でて褒める

シンジロー
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引っ張るのをやめさせなければ、犬は「引っ張っても良い」と勘違いしてしまいます。

引っ張り癖のある犬ならば、ハーネスではなくリードを使う。

ハーネスに変えると確かに犬の首への負担は無くなります。

引っ張りは直らないので大きくなるにつれ、大変になります。

リーダーワォークを毎日すれば、引っ張りは治まります

シンジロー
シンジロー
早ければ1週間で違いは出てくると思いますので頑張って下さい。

 

ドーベルマンなど大型犬などに吠える時の対処法

ゆっくりくつろぐドーベルマン

大型犬など他の犬に吠えるら、犬とコンタクトを取りながら、こっちに気を引かせます。

威嚇する行動に出るなら、リードにショックを与え、その場から離れる。

もちろん、犬には「ノー!」と叱る。

シンジロー
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吠えるのは犬の防衛本能なので、その間は叱っても無駄。

良い行動ならほめる、だめは叱る。

例外を許してはいけません。

 

しつけでリーダーウォークができると、散歩で犬のコントロールが楽

顔の黒い犬

まず、コマンドを教えると、動きをコントロールでき楽になります。

リーダーウォーク中、犬が通っても飼い主とアイコンタクトして、止まります。

もちろん、吠えません

引っ張り癖のある犬は、お友達と遊べる公園に行きたいために飼い主を引っ張る。

引っ張る前に、「ヒール」のコマンドで横を歩かせます。

ここで、興奮がおさまらない場合は、コマンドがまだ完全ではないことを意味します。

シンジロー
シンジロー
リーダーウォークができると、飼い主の横で飼い主を気にしてくれます。

 

リーダーウォークの訓練に必要なリードやハーネスの正しい扱い方

まだご褒美くれないの?

お散歩マナーを教えるにあたって、とても大切なのがリードの扱い方

少し短めにリードを持つ。

ワンちゃんが行動をする前に、リードでワンちゃんに合図を送ります。

リードやハーネスは、犬が引っ張ったら止める。

犬が力を抜いたら、こちらも力を抜くのが基本。

シンジロー
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歩く時にリードを短く持って張った状態では、犬はどんどん引っ張ります。

でも、具体的に始めようとすると、迷います。

 

①しつけとしてリーダーウォークの練習をするなら決して引っ張らないでください

ふさふさの白い犬

引っ張ると、犬は逆方向に引っ張ります。

犬はリードが張ると、自分の意思が通ったものと勘違いする。

だから、それを止めようと、人間がリードを引けば、単なる引っ張りっこ状態です。

うれしいから引っ張るんです、

これは、犬との綱引きは、遊び以外ではよくありません。

シンジロー
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ワンちゃんが引っ張る場合は、飼い主さんは止まる、向きを変えるといいと思います。

例えば、犬が匂いを嗅ぐためにクンクンしている時に、フッと横を向いたときにリードが張ることがあります。

その小さな力でさえ、犬は勘違いする。

ワンちゃんはそこに留まりたいので、より力を入れてしまいます。

シンジロー
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リードは張らせないこと、これを常に頭に入れておきましょう。

もし引くなら、リードは必ず横に引きます

前に進もうとするワンちゃんを後ろに引き戻そうとすると、本能で余計に力を入れます。

 

②犬のしつけはリーダーだけでコントロールせずに音や動きを利用する

好奇心旺盛な犬や警戒心が強い犬の場合は、もうひと工夫が必要。

周囲の音や動く物に意識が向きます。

そんな犬を、リードだけでコントロールしても、犬がガハガハ苦しむだけ。

シンジロー
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その場合は、逆に音や動きを利用します。

 

その1 犬のしつけで散歩中に音を利用する

リードを引いてショックを与える前に、警告音を鳴らす。

警告音は、「ンッ!」や「アッ!」でもOK.

音でコントロールできない場合は、リードを1回グイッと引き、直ぐに緩める。

繰り返す事で、警告音だけで反応するようになる。

シンジロー
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初期の動作はクリッカーを使うと早いです。

右手、左手、人の立ち位置などパターンを変えて教えていきます。

 

その2 リーダーウォークで動きを利用する方法

リードを引いて、力加減やタイミング良くショックを入れるのは、少し慣れが必要。

初心者なら、急に方向転換したり、止まったりがやりやすい。

シンジロー
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人の急な動きを利用して、犬に合図を送るのです。

 

犬のリーダーウォークでリードと首輪やハーネスの使い分け方

フードを待ってる2匹の犬

普通の生活では、首輪が一番です。

もしも、犬がとっさに引っ張っても、喉を痛める事はまずない。

ゲロくらい吐くこともありますが、そのくらいなら問題なしです。

リードは、馬のたずなと同じで、指令を出すためのもの

リードは、日常的に使いません。

ハーネスは犬が自由に動けるので、しつけには適してません。

しかし、ハーネスを日常的に使っている人もいます。

シンジロー
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そんな場合は、リードで訓練したら、ハーネスに戻してあげます。

ハーネスでも同じようにもう一回練習すると、すぐに覚えてくれる子もいます。
            

 

リードだけでコントロールする高等ワザ

帰ってきたプードル

草むらで鳥を見つけると、本能的に向かって行きそうになります。

この時は、リードをたるませて 犬が行こうとしたら瞬間に、反対にショックを入れる。

大きな声で「イケナイ」のコマンドも。

コマンドのタイミングは、リードが張り自分が引っ張られる1歩手前の瞬間に。

タイミングは難しいです。

シンジロー
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うまくはまると、犬にビックリして、興奮してたのも忘れて、こちらに注意を向かせます。

横に座らせて、褒めてあげてください。

 

リーダーウォークでも歩かない犬にはマズルコントロール

ご主人様まだかな

リーダーウォークで、飼い主が上位なことを理解させます。

しかし、それでも言うことをきかない犬もいます。

噛むなどの問題行動をする犬には、マズルコントロール

後ろから抱き抱え、マズルを掴み上下左右にコントロールします。

シンジロー
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マズルコントロールは、本来母犬が子犬のマズルを噛むことで、犬社会のルールを教える行為のことです。

母犬はマズルコントロールを通して、「私はあなたを守れるくらい強いんだよ」ということを伝えます。

服従させることを教え込んだり、外敵から身を守るために吠えないようにしつけたりするためです。

犬にとって口や鼻は大切な器官なので、最初はかなり暴れますが絶対に離さないでください。

噛むなどの問題行動以外ならば、そこまでは不要。

霧吹きに水を入れて、それをワンちゃんの目の前に吹かせる。

ワンちゃんの目線が見えなくなって、落ち着きます。

 

リーダーウォークと一緒に覚えるポイント

じっと見ている犬

リーダーウォークだけを、無理に教えても、犬はつまらないだけ。

名前を呼んだら、飼い主のところにくるのは、来たらうれしいことがあると、信頼関係があるから。

シンジロー
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犬との信頼関係を充分に構築するための、リーダーウォークと一緒に覚えるポイントです。

 

①一番大事なアイコンタクト

シェパードも舌を出している

リーダーウォークも練習しつつ、アイコンタクトの練習を行ってください。

人と一緒に歩くときに大事なのは、犬がどれだけ飼い主の動向に注意を払っているかどうかです。

シンジロー
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リーダーウォークがきちんと出来る様になると、自然と犬の方からアイコンタクトを求める様になります。

その前に、アイコンタクトをとる躾もしてみましょう。

最初は、目を見てくれたら褒めること。

家でおやつを両手で持ち、片方の手を自分の目の前に持っていきます。

シンジロー
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目が合ったら、反対の手からおやつをあげます。

この時に、「ルック」「見て」などのコマンドを言うと、コマンドだけでアイコンタクトできるようになります。

耳や目で飼い主を感じてくれて、飼い主の呼びかけでアイコンタクトするのが理想。

 

②万が一のための呼び戻しの訓練

ジャックの横顔

首輪やハーネスが抜けたとき、自動車や大型犬が近くにいても、良いように。

完全に呼びがきく子は、本当に安全です。

訓練にはドッグランみたいな広い場所が最適。

ある程度は呼び戻しができることが条件。

遊んでいる途中で呼び戻し、一度リードを付けてからまた外して遊ばせます。

これを、繰り返す。

シンジロー
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リード=遊べないではなく、また遊べると覚えさせことで、呼び戻してリードをつけさせる子になります。

 

③鼻タッチ 

この鼻タッチトレーニングは、教えておくといろいろなものに応用ができます。

トリーツさえあれば、どこでも訓練できます。

 

④ハンドサイン

ハンドシグナルとも言われます。

単にジャスチャーですが、コマンドとともにハンドサインも同時に教えます。

シンジロー
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関連付けできるので、犬も覚えやすいです。

ボール取りとかトイレも、コマンドを言わずに、ハンドサインだけでできます。

 

⑤リーダーウォークの前に適切な運動量を

リーダーウォークで指示に従わない原因の一つに、運動不足があります。

散歩時間や一緒に遊ぶ時間を増やしたりしてから、訓練に移ってください。

運動量を増やすメリットは、他にもあります。

例えば、普段から少し早めのペースで歩けば、犬は自分の好き勝手が出来なくなり、飼い主の動向に注目するようになります。

シンジロー
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リーダーウォークが、ますますやりやすくなりますね。

 

⑥興奮しやすい子にもリーダーウォークが効果的

そっと主人の顔を見る犬

他の犬を見つけたら、ロックオンして興奮する犬もいます。

そんな場合は、リーダーウォークで十分な距離をたもち、弧を描くように通りすぎる。

タイミングを見計らって、合図を送り続けます。

興奮しやすい子にとって、その場で動かず待つのは負担です。

飼い主さんは、「大丈夫かな?」という気持ちは捨てて下さい。

犬は、飼い主を見ています。

シンジロー
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飼い主がリーダーでなくなった時には、代わりに犬が興奮してリーダーになろうとします。

 

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①犬の「クリッカー」でトレーニングを早める 

クリッカートレーニング 

クリッカーは、「カチッ」という音が鳴る、犬のしつけ用の道具です。

音が鳴る瞬間的なポイントで、トリーツなどのご褒美を約束することで、音とご褒美の関連付けを学習させます。

1クリックで1回クリッカーの音が鳴りますが、1回だけ褒めます。

クリッカーは、まさに褒めるタイミングで鳴らすことに意味がある。

だから、「カッ、チン」ではなく「カチッ」で。

褒めるタイミングは、いつも同じで。

クリッカーを鳴らしたら、ご褒美を忘れずに。

「クリッカー=ご褒美」と意識付けます。

この状態を「クリッカーが入った」と言い、クリッカートレーニングの準備が整った状態です。

「スワレ」の場合で言えば、犬のお尻が床に着いた瞬間に鳴らして、褒めてトリーツを。

犬は、褒められるポイントを学習できますが、言葉では、どこのポイントの行動だったのか、理解に時間がかかります。

シンジロー
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リーダーウォークでも、いろんな場面で利用できますね。

 

②リーダーウォークで精神的に安定するセロトニンを増やす

リーダーウォークをする時に、いつでも犬のセロトニンを増やす方法があります。

ゆっくりとしたリズムで、お散歩させます。

速いペースで元気良く歩くと、アドレナリンやドーパミンの分泌が増し興奮する。

あくまでリーダーウォーク。

シンジロー
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ゆっくりとしたペースを飼い主が作り、犬がそれに合わせるようにさせます。

 
リーダーウォークは、一日で出来るようになるわけではありません。

時間はかかるので、根負けせずに気長にやりましょう

愛犬が、散歩って楽しいなと思えるように、

焦らなくていいので、わんちゃんの成長ペースに合わせてあげてください。

人様に迷惑をかけない犬になれる様に、根気良く頑張ってください。

 
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