カリスマドッグトレーナーのシーザー・ミランに見習うべき飼い主さん

こんにちは、シンジローです。

犬のしつけで、絶大な支持を得たトレーナーは、アメリカのシーザー・ミランです。

以前、ナショナルジオグラッフィックチャンネルの『ザ・カリスマドッグトレーナー ～あなたの犬躾けます～』でも、放送していましたね。

何が、これほど支持される理由なのか？

 

１．シーザー・ミランの理論はどんな躾スタイルにも当てはまる

シーザー・ミランが支持される理由は、その実績です。

他の訓練士では手も足も出ないような問題犬でも、シーザーの手にかかれば子犬のようです。

この修正を、シーザーは「リハビリ」と彼は表現します。

何故か？

吠える犬の群れの原因は、ネガティブエネルギーを放つ犬であるという「エネルギー」理論を確信しているからです。

犬のリハビリには、お互いの意思の疎通と穏やかな安定したエネルギーが必要。

そのうえで、犬をコントロールする人間に問題があったり、心と行動に迷いがあれば、それは何の意味も持たないと言います。

シーザーの言葉、「調教はむしろ、飼い主のほうに必要である」。

全ては犬のせいではないです。飼い主のせいなんです。

飼い主の態度、行動に迷いがあることが殆どだと言います。

飼い主の心と行動が変わらないと、犬の行動は変わらないと。

つまり、「飼い主にはトレーニングを。犬にはリハビリを。」

 

２．私たち飼い主には真似出来ない躾方法

シーザーの躾は、彼が野良犬の行動を観察し、触れ合いながら学んだ方法です。

つまり、シーザーは、犬の行動学やボディーランゲージを熟知した、アルファ理論を軸にした躾法です。

叱りながら、同時に犬のわき腹を軽く指先でタッチする方法が有名。

普通の飼い主さんは、決して真似できません。

チョークチェーンを使うので、アメリカの有名なドックトレーナーは、シーザーをあまり良く言いません。

例え、チョークチェーンを使って真似しても、噛まれた飼い主もいます。

見ただけでは絶対に真似しない様に、シーザー自身も言っています。

「なるほど、そうか」と理解するだけで良いのです。

素人が真似をしても、そのまま上手くいくとは限りません。

 

３．シーザー・ミランの経歴は犬と心が通じ合える証明

シーザーミランは、1969年8月27日メキシコ生まれ。

1990年21歳の時に、アメリカに密入国。

1994年　イルージョン･ウィルソンさんと結婚。

子供2人に恵まれました。

2002年　問題のある大型犬のリハビリ施設「ドッグサイコロジーセンター」をロスアンジェルスに設立しています。

2004年から　「dog whisperer」というTV番組で大反響。このおかげで、日本にもファンが多きできました。

2012年　「僕と彼女ではバランスが保てなくなった。」という理由で離婚。

自殺未遂されています。

2018年現在　ロスアンジェルスのサンタクラリタ在

セミナーをしたりして稼いだ金は、各種の動物保護団体に寄付しているのは、さすが。

本 4冊、DVD 10本を出しています。

なかでも、「ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55」や「あなたの犬は幸せですか？」などが、おすすめ。

しかし、文章だけではシーザーの伝えたいことは、完全には伝わらないので、DVDやYoutubeも見て下さい。

 

４．ムツゴロウさんとの違い

ムツゴロウさんは、研究熱心で失敗のなかから、幅広い知識と経験を重ねてきた方です。

シーザーさんも、様々な問題犬や飼い主と向き合いながら、犬のリーダーになる方法を体得しました。

どちらも本物だと思います。

ムツゴロウさんとシーザー・ミランの対談を企画してほしかったと残念です。

 

５．シーザー・ミラン以外に優れたドッグトレーナーはいない？

①日本にはシーザーのようなドッグトレーナーはいない

日本にもドッグトレーナー協会はあります。http://www.jdta.jp/

犬の仕事に就くためには、ドッグトレーナーの資格が必要。

トレーナーになるには、犬の生態や習性を熟知していないといけない。

 

②アニマルプラネットチャンネルのビクトリアは別タイプのドッグトレーナー

「It's Me or the Dog」という番組に出演していたドッグトレーナーのビクトリアは、ほめて伸ばすタイプのトレーナーです。

人間が犬のリーダーになる必要はないと言うのも、見ていると間違いじゃないんだと思います。

 
 

穏やかな気持ちでいることが大切で、それでいて毅然とした態度が必要。

犬だけでなく社会生活で役立ちますよね。

 
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