国産ドッグフードには無い輸送中のドッグフードの危険
1.外国産ドッグフードの安全性は正規品と並行輸入品ではまったく違います
こんにちは、シンジローです。

それに比べ、国産は、輸送にかかる時間が比較にならないくらい短く、すぐに手に入れられるところが魅力ですね。
うちの近くのショップでは、製造日がなるべく近い物を届けてもらえるように、週1、2回メーカーから取り寄せされています。
当然手間がかかるのと、送料が上乗せされます。
それに、そこまで細かく気にするする必要があるのかと思うかもしれませんが、外国産と国産では違う理由があるのです。
2.安全なドッグフードメーカーなら輸送ルートが違います
一般に、正規品の輸送ルートは、熱帯を通らない北廻りルートを選んでいます。
そのうえに、コンテナ自体の温度調節も実施されているんです。
しかし、なかには温度調節をすることで、結露などが発生し、逆に品質を損なう危険性を嫌うメーカーもあります。

つまり、正規輸入品は、それぞれにきちんと品質管理された状態で日本に運ばれて来ているっていうことです。
それでも、もし輸送中の品質について不安がある場合は、各代理店に問い合わせれば、きちんと説明・回答してもらえるはずです。
3.外国産ドッグフードには、輸送時の袋破裂を防ぐために穴があるものと無いのものがあります
穴無しは、袋の強度を保つため、アルミでできているのが一般的です。
しかし、アルミの性質上、圧がかかると縦横に細かいキズができ、破れてしまうものもあります。
また、当然、気圧調整の穴ありは、破れてはいませんが、結果は一緒です。
正規輸入品でさえ、このような問題があるのです。
例えば、平行輸入のフードで、保存料が入っていなくて賞味期限の短いフードでは、コクゾウムシ・ノシメマダラメイガ・コクヌストモドキなどがわき、袋に虫食いのような穴があくことさえあると言います。

それに、アレルギーになる可能性はありますよ。
4.外見・梱包に問題なさそうでも、賞味期限はしっかりチェックしましょう
一般的に「プレミアムフード」とよばれる外国産フードは、賞味期限を「製造日から一年」にしてるメーカーが多いです。
従って、自分の手元に来た時(つまり買った時)に、もし賞味期限が残り5ヶ月以上あれば、コンテナでの輸送にも時間がとられているので、可も無く不可も無くと言ったところでしょうか。
しかし、無添加を謳ってる外国産フードでしたら、「製造日から3ヶ月・6ヶ月」を賞味期限としてるメーカーが多いので、輸送はコンテナでは無理で、その分値段が高くて当然です。
どちらにしても、長い時間をかけて海外から来るドッグフードは、苦労してわんこに会うのです。

犬のドライフードや缶詰には、こんなにもメリット・デメリットがある!
犬の食事は、いわゆるドライフードだけではないですね。
缶詰タイプもありますし、おやつなどの副食もあります。

ドッグフードジプシーにならないためにも、もう一度考えてみましょう。
①ドライフードのメリットとデメリットは?
【メリット】
1.保管が利き、割安です。
おそらく、ほとんど方がこの理由だけで、ドライフードを選択しているんではないでしょうか?。
2.食べさせる量を簡単に調整でき、ムダがありません。
【デメリット】
1.歯石が付きやすい。
パサパサで、水分のほとんどないドライフードは口内、歯にカスが付着しやすくそれが、歯垢の原因になり歯垢が石灰化し、歯石になります。
2.大半は酸化防止剤が入っている。
酸化防止剤が全く入っていないフードもありますが、少量のパックで割高です。

本来、食べ物とは水分を多く含んでいるものであり、それが自然なのです。
水分が少ない物は、胃腸に負担がかかり消化にも良くないです。

なるほど
ドライフードでも、40度前後のお湯か肉のゆで汁を加えてふやかしてあげれば、水分がたっぷりで、消化の負担も減らせ、尿ろ結石や胃捻転などのリスクも減らせ、ビタミン類も壊れません。

フードプロセッサーなどでドライフードを細かくし、ぬるま湯やスープなどでとくと言う方法もあります。

水分は、動物が生きていくのに一番大事な栄養素ですから、水分不足にならないように注意してあげてくださいね。
さらに、トッピングをするなど、飼い主さんのちょっとした工夫で、今のフードを美味しくし、ワンちゃんも健康でいられるんです。

なるほど

増粘剤は、食品にとろみをつけるための添加物で、食感を良くするために使われています。
しかし、発ガン性が疑われている物もありますので、ウェットタイプを選ぶ際は注意が必要です。

確かに、ウェットは、ドライより水分含有量が勝ってます。

②国産ドッグフードの「綜合栄養食」表示は良質のしるし?
国産ドッグフードのパッケージなどに「綜合栄養食」と記載されているのを見たことがあると思います。

「ペットフード公正取引協議会」が、認定しているフードだけが表示できます。
従って、直輸入フードなどには記載されていません。
分かり易く言えば
・幼犬・幼猫期/成長期またはグロース
・成犬期・成猫期/維持期またはメンテナンス
・妊娠期・授乳期
・全成長段階またはオールステージ用(これは、上記3段階全てを満たすもの)
認定される基準としては、世界的に認められた小動物の栄養基準となっているAAFCO(全米飼料検査官協会)の分析試験による栄養基準、または給与試験プロトコールを採用しています。

③缶詰のメリットとデメリットは?
【メリット】
1.たいては防腐剤が入っていないので安全です。
ただし、そもそもの材料が、安全で質の良いものであれば。
缶詰でも、バカに安いものは、国産ではなく、中国産なんてのもごく普通で、多く売られています。
【デメリット】
1.ウェットフードなので食べカスが歯につきやすく、歯磨きが欠かせない。
2.防腐剤が入っていないので、開けると直ぐに食べさせないと腐りやすい。
残して蔵庫に保存して、せいぜい限度は1-2日。
3.割高です。
4.開けるまで、臭いや色が確認できない。
缶詰でも、良質なものを追求すれば、どうしても高くなってしまいます。
その他、私たちがしつけのごほうびなどとして日常的にあげているジャーキーなどの「間食」もあります。
また、特定の栄養を調整したり、カロリーを補給したり、あるいは嗜好増進などを目的とする「その他の目的食」などがあります。

国産ドッグフードと外国産ドッグフードには、決定的な品質の違いがありますが、 『プリモ』『ドットわん』は期待以上に良かったフードでした。 それに対し、『ナチュロル』は残念な評判のドッグフードでした。 ま ... 続きを見る
【関連記事】
▼国産ドッグフードの評判まとめはこちら
国産ドッグフードの評判まとめ