こんにちは、シンジローです。
アカナは、なかなか良い高タンパク質ドッグフードです。
1.カナダ生まれ育ちのドッグフードアカナがすごい評価の理由は?
アカナという会社自身は、なんと社歴がおよそ450年もあるそうです。
すごいですね。
歴史も古く、価格も適正なフードとして有名です。
アカナは、オリジンと同じカナダのチャンピンペットフーズ社が、製造しているペットフード。
ペットフードは150年前からイギリスで製造が始まったので、
カナダでの同社の位置づけは、単なるフード会社ではありません。
運動を沢山する活動犬に愛用者が多いのも、納得できますね。
2.ドッグフードアカナは激安じゃないけどコストパフォーマンスが高い
①たくさんの自然の食材を使っているなかでも、最も良いところは?
アカナの最も良いところは、生肉を使っているところです。
食材は、全て人間が食べられるレベルの基準の食材を使用されています。
これなら、出来るだけ自然の栄養素を摂取できるようにしたフードだと言えるでしょう。
たくさんの原材料を使う事で、合成栄養素の添加を抑えています。
もちろん、養殖物不使用、冷凍物不使用。
②肉含有量の高さがハンパないですが、何%かご存じですか?
最高なんと70%!
アカナは、犬の体の構造から、タンパク質をベースにした食事を摂るべきというコンセプト。
最高なんと70%!
ほとんどの他のフードのたんぱく質が22%~30%程度に対し、
アカナシリーズは、平均すると33%前後です。
それに、犬が必要とするのは、植物性たんぱく質ではなく、
動物性たんぱく質なのだとわかりやすい考え方です。
動物性たんぱく質がアミノ酸をすべてカバーするということも、明確に打ち出しています。
また、アカナは、炭水化物を比率で表記してあるので、
どの程度多くの肉が使われているか見えやすいと思います。
一方、
アカナやオリジンなどの高たんぱくフードで、軟便になる子は多いのも良く聞く話です。
3.ドッグフードアカナとオリジンの原材料差はたんぱく質の含有量です
オリジンの方が、肉の含有割合が多く38%前後です。
値段は、さほど変わりません。
日本の室内犬には、オリジンでは多すぎるかもしれません。
しかし、ご存じかもしれませんが、イノーバエボは40%以上。k9ナチュラルやジウィピークは33%以上です。
アカナとオリジンだけが特別に多いわけではありません。
4.アカナを初めて与える時はどのシリーズがいいと思いますか?
アカナを初めて与える時は、クラシックシリーズがいいと思います
最近、アカナのクラシックシリーズは、穀物不使用(グレインフリー)にリニューアルされました。
犬は個体差が大きいので、高タンパク質フードが合わない犬もいます。
もし、現在は穀物入りフードを食べているなら、
高たんぱくとグレインフリーでは、ますます体に変調がくるかもしれません。
運動量をしっかり確保すれば、動物性タンパク質を吸収し筋肉になってくれます。
その他、アレルギーの子に評判がいいのが、魚系のアカナのパシフィカドッグ。
カロリーと脂肪(脂質11%)が控えめで、たんぱく質が多め(35%)のダイエット用としていいのが、ライト&フィットです。
5.アカナで血液検査の肝機能数値が悪くなる犬が多いのは本当?
犬は個体差が大きく、アカナだけで過ごした子でも、血液検査では問題ない子もいるのは確かです。
AAFCO基準では、たんぱく質は22%以上で上限は設けられていません。
22%でも、日本にありがちな運動量が少ない犬では、たんぱく質の過剰摂取になり、
肝臓や腎臓に負担がかかる恐れがあります。
たんぱく質の代謝で働くのが肝臓で、その老廃物のカスをろ過するのが腎臓。
だから、高たんぱく質フードを過剰に摂った犬は、肝臓や腎臓に負担がかかってしまうのです。
海外では、腎不全などにかかった子の生食率が目立つと指摘して、警鐘を鳴らす獣医もいるくらいです。
それから、アカナは、ミニチュアダックスなど小型犬には、少し粒が大きいかもしれません。
アカナドッグフードのまとめ
目指せ、筋肉質のワンコ!
【補足 2018.6.30】
アカナが重金属汚染!?
2018年3月に、チャンピンペットフーズ社がアメリカの消費者から集団提訴されたニュースがありました。
アカナに重金属汚染があるのに、それを怠慢で開示しなかったとの指摘です。
しかし、フーズ社は米FDAが定める基準内であると反論しています。
今後の進展を、フォローします。
出典:Truth about Pet Food Truth about Pet Food(英文)
今回は、ある愛犬家団体が実験をして判明したそうです。
開示されていない成分まで、消費者側が調べる姿勢が、先進国の証。
そういう先進国でしっかり評価されてきたアカナは、今後も消費者の支持を得るはずです。
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