こんにちは、シンジローです。
いくら良いドッグフードを食べてても、生き物である以上、病気やケガは避けられません。
病気になりやすい犬種ならば、特にペット保険に入っておいた方が安心です。
いろいろありすぎて、ネットで見ていて分からなくなります。

人気のペット保険に入るべきか?
サイエンス誌に、日本、アメリカとヨーロッパで、犬の遺伝子を調べた研究報告がありました。
そこには、遺伝子欠陥度合いについて、日本が一番進んでいると言う驚く結果。
日本では、ブリーダーさんの乱立が、社会問題化してます。

全てのブリーダーさんや犬がそうでないにしても、最近ではペットの寿命も長くなってます。
いつも行っている動物病院のかかりつけの獣医さんに、なりやすい病気について聞いてから判断してもいいです。

代表的には、柴犬なら皮膚病、ダックスならヘルニア。
それに、食い意地の張ってる子は、たまに人に噛みつくこともあるので、賠償責任特約も考えた方がいい。
保険の種類にもよりますが、入っていると保険会社負担にて治療出来ます。

もともと、犬は自由診療報酬なので、治療費が定められておらず、医療費も高額になるケースがほとんど。
最近は、保険会社も厳しくなっていて、回数制限が設けられていますが、イザという時に保険のありがたさが身に沁みます。
日本では、まだまだペット保険の加入数が、ペット先進国に比べ極端に少ない。

犬の医療費と比較するとペット保険の価格はお得?
先ほどのヘルニアに一度なると、手術代10何万円は覚悟してください。
車にひかれて複雑骨折してしまい、何回か手術して300万くらいかかった例もあります。
その後も、毎月結構な額の介護費用がかかってしまいます。

これらは、極端な例ですが、検査や処置などによって変わってきます。
1回の通院で、数千円~高くても一万円くらいが一番多いと思います。
もちろん、愛犬が健康優良児ならば、ペット保険は不要です。
貯金箱を作って、毎月3000円とか貯金して準備しておいてもいいですね。
もし高額医療費が必要な病気や怪我をしたときは、運が相当悪かったと諦めて、その貯金から払うのです。

でも、老犬になるに従い、年々病気をするリスクは上がっていくわけで、皆さん早めに保険に入られるのだと思います。
日本の損保は、「損害保険は保険料と保障内容はイコールである」と言います。
だから、保障内容を高く望むと保険料もそれなりになります。

犬のペット保険を比較すると一番いいのはどこの保険会社?
ペット保険が多すぎて、どれが良いのかがさっぱりわからない。
内容が難しくてよくわからない。
そんな方が多いのでは?
確かに、ペット保険は本当にややこしいです。

①安いペット保険は補償割合が少ない
50%補償と70%補償がスタンダードです。
最近は、年間の日数の制限と上限額が設定されています。
人間用と同じく、免責金額が設定されている保険もある。

②ペット保険は終身で入れるものがほとんど
もしくは15歳まで入れるものもあり、更新限度年齢を決められています。

③加入できる年齢をチェックして高齢まで入れる保険がいい
ペット保険によって加入できる限度年齢が違います。
そのため、まずチェックしたのがペット保険の年齢制限です。
④ネットのランキングではなく動物病院と提携している保険を選ぶ
動物病院で、保険代行サービスしているところは少ないので、たいていは申込みは直接保険会社です。
しかし、その保険会社と提携していれば、窓口で自己負担分だけ払えばいいです。
この窓口清算が楽ですが、アニコムやアイペットくらいです。
各保険会社から発行された保険証を窓口で見せます。
その他の保険会社は、一度全額を病院で支払ってから、後日保険金の請求をします。

⑤ペット保険にはアニコムのような損保と少短の2つの形態があります
保険業法で管理される業務形態です。
「損害保険会社(損保 そんぽ)」と「少額短期保険会社(少短 しょうたん)」。
どちらも、常に国の定期的な立ち入り検査のもと厳しく管理されています。
だから、ペット保険会社が破たんしたとしても、何らかの救済措置があります。
現在、ペット保険の会社は、全部で14社あります。

⑥以前は人気だったペット共済
以前は、ペット保険はほとんど共済でした。
ペット保険とペット共済は、サービス内容にほとんど違いはありません。
2006年(平成18)4月の法改正以降は、ほとんどが少短となっています。
ペット共済は、保険業法で管理されていないので、救済措置がないことは留意したほうがいいでしょう。
但し、万が一があったときは、他の大勢の人が入っている保険代から治療費が支払われるのがペット共済。

⑦複数のペット保険に同時加入するとトラブルにも
高額治療になりがちな手術のみを対象としたペット保険にも加入したい場合など。
⑧口コミでおすすめのペット保険でも毎年保険料が上がっていくもの
今加入したらずっと同じ値段ではなく、年々上がっていくところが殆どです。
だから、保険料の上昇推移まで確認したうえで決める必要があります。

⑨既往症は保険加入時に免責にされてしまうことも
保険加入時に、既往症は不担保条件が付く場合が多いので注意です。
つまり、現在は完治しているものであっても、過去に発症したことがある疾病です。
膝蓋骨脱臼(パテラ)、チェリーアイ、股関節形成不全、レッグペルテス、気管虚脱、椎間板ヘルニアなど。
パンフレットに載っていないことも多いので、実際に保険会社に確認します。

また、保険会社によっては、日本で未認可の海外の薬を補償対象外としているところもあるようです。
⑩他人に噛みつくワンちゃんなら賠償責任特約
愛犬の病気やケガではなく、ワンちゃんが他人に噛みつく咬傷事件の損害賠償など。
そんな場合に、保障してくれるのが賠償責任特約。
これは、自動車保険や火災保険などで個人賠償責任保険に入っていれば、そこから保証されることも。

⑪犬種によって保険料が違います
例えば、アニコムは、犬種ごとに保険料をA~Eまでの5段階に振り分けています。
それに対して、アイペットは単純に犬の大きさ(小型、中型、大型)で振り分けています。
つまり、小さな犬(マルチーズやポメラニアンなど)は、アイペットでは小型犬のクラスで一番安いです。
しかし、アニコムでは医療費がかかると判断され、Cクラスのかなり高額保険料なのです。

せっかく迎えた愛犬が、病弱な子だったりすると、頻繁に病院にかかることになり、保険の有り難さを痛感します。

お金がないから動物病院にも連れていけない、なんていうことになったら飼い主失格です。
いい保険が見つかるのを祈ってます(^^)
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