主原料別ドッグフード

ドッグフードで食いつきのいい肉の与え方6つの疑問

僕のこと好きならドッグフード欲しいな

肉か魚か、はたまた牛か鶏か鹿か馬など、メインの動物性たんぱく質を選ぶだけでも、ドッグフードジプシーになってませんか?

シンジロー
シンジロー
ドッグフードとしての肉の与え方について、6つの疑問にお答えしましょう。

 

1.たんぱく源の肉系と魚系どっちのドッグフードがいいの?

これは、飼い主さんがよく悩むポイントですね。

シンジロー
シンジロー
栄養学的には、「どちらでもいい」が正解です。

でも、毎日同じ物では、ワンちゃんが飽きちゃうこともありますから、アレルギーがなければ色々な食材を摂ることが大切です。

シンジロー
シンジロー
しっかりしたドッグフードでしたら、必要な栄養素は計算されてあるので、安心していいですよ。

 

2.肉の中で犬に一番良いのは、鹿肉、羊肉、鶏肉、馬肉、牛肉のどれ?

ボールを加えた犬にドッグフード

これも、栄養学的には、「どれでもいい」が正解です。

シンジロー
シンジロー
大事なのは、栄養バランスです。

栄養バランスというのは、アミノ酸バランスであったり、脂質バランスであったりです。

これらが、肉質によって違うために、ワンコに必要な栄養素を、不足させずに摂っているかです。

シンジロー
シンジロー
一般的には、栄養バランス的にAAFCO基準を満足するようなフードがいいとされています。

これって、自分で守ろうとすると、案外難しいです。

だから、最近は、手作り食で低脂肪・低塩分にこだわりすぎて、病気になる子が増えているそうです。

その子の体質や生活習慣によって最適なバランスも違います。

シンジロー
シンジロー
もし手作り食にするのでしたら、年に一度は血液検査をするのもお勧めです。

 

3.うちの犬に生肉を食べさせても問題なし?

アーデールにドッグフードを

犬って、肉食から雑食に進化した動物なので、消化器官はとても強くて、生肉を食べても消化してくれるので大丈夫です。

よっぽど腐っていない生肉でない限り、食中毒にもなりません。

シンジロー
シンジロー
生肉を食べ慣れていない子には茹でてあげてください。

茹でても、犬には匂いでわかるようで、大喜びですよ。

犬は肉食だった

犬は、もちろん、肉から動物性たんぱく質を摂っています。

それだけでなく、「消化酵素」という消化・吸収を手助けする役目の栄養素も一緒に摂っているんです。

酵素は熱に弱くて、約50℃くらいで消滅してしまいます。

シンジロー
シンジロー
だから、ドライフードのような加熱処理したフードには、まったく無いと考えたほうがいいです。

酵素には、その他に、免疫力を高める効果があり、病気にかかりにくくなると言われています。

 

4.うちの犬は牛肉しか食べないけど、赤身と霜降りではどちら犬にはいいの?

森の中でドッグフード

犬が好むのは脂溶性の香りなので、おそらくどのワンちゃんも、霜降りの方が、おいしく感じるのではないでしょうか。

でも、脂肪が多い方が好きというわけではなく、15%と45%との含有率ではほとんど差はありません。

シンジロー
シンジロー
脂肪の香りが強ければ、大喜びです。

そのワンコの運動量によって、脂肪が少なく噛み応えがある赤身が適している子もいるし、脂肪が多くて口に入れた瞬間とろけてしまうほどの霜降りでも健康でいられる子もいます。

 

5.アレルギー対策で鶏肉ばかりにしてますが栄養素的には大丈夫?

飼い主に抱かれたドッグフード好きな子

鶏肉メインのドッグフードが多いのは、鶏肉はアレルギーになりにくいと言う研究結果があるからです。

現在、ドッグフードの成分で一番最初に 「鶏肉」と書いてあるものの場合、肉としては生肉の場合もありますし、乾燥肉の場合もあります。

シンジロー
シンジロー
しかし、プレミアムでない限り、ほとんどは乾燥肉です。

お遊びしたあとでドッグフードちょうだいね

プレミアムフードでは、わざわざ「生肉使用」などと謳っている事が多いですね。

もし、フードの成分で一番最初に 「チキンミール」と書いてあるものならば、ブロイラーの頭・脚・内臓を意味します。

「家禽類」と書いてあるものならば、種類はわからないけど鳥だと言う事です。

日本で販売される全てのペットフードに適応されている「ペットフード安全法」では、「鶏肉」も「チキンミール」も同じ肉類ですが。

なお、手作りフードならば、使用する鶏肉は脂肪分が少ないですね。

シンジロー
シンジロー
栄養素的には、適度な脂質も大事ですので、皮ごと与えるくらいがいいので覚えておいてくださいね。

 

6.シニア犬には茹でた肉を汁ごとかけてあげるのがいい

無添加のドッグフード欲しいシニア犬

シニア犬は腎臓を始めとする内臓が弱ってる可能性があります。

しかし、一般のシニア用フードでは、肉類を少なめにしているために、そこまでは弱っていないシニア犬にとっては、たんぱく質が不足してしまいます。

シンジロー
シンジロー
この判断は、素人では難しいので、定期的に健康診断で内臓に問題がないか診てもらうのが安心できます。

その他、鳥肉や牛肉を茹でて小さくちぎったものなど、タンパク質が豊富で低カロリーなものでも喜びます。

しかし、与えすぎは、シニア犬には当然よくありません。

シンジロー
シンジロー
フードに肉を混ぜるときは、栄養素的にフードに増やした分を、大雑把でいいのでフードから減らしてあげれば大丈夫です。

もし、ウェットフードを使っているなら、ドライフードよりも歯石がつきやすいと言われているので、シニア犬に優しく毎日の歯磨きもお忘れなく。

 
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